この度floatでは、John Yellow個展「PERCENTAGE/PERSONIFICATION」を開催いたします。
皆様お誘い合わせの上ぜひお越しください。
会期
2016年8/1(月)-7(日)
13.14 20.21 27.28(土日)
13:00-19:00
(8/7以降は土日のみのオープンとなります。)
会場:float
企画:図師雅人
JohnYellowの展示に寄せて
「得体の知れない(もの)を、どのように受け入れればいいのだろう」
得体の知れない物。得体の知れない者。
得体の知れない(もの)をどのように受け入れれば良いのだろう。
じっと注意深く、見定めるべきか。
距離を遠ざけたり、縮めたりして出方を伺うか。
語りかけるべきか。細部を可能なかぎり言葉にし、既存の(もの)との共通点を見出すべきか。
それとも打算などはかなぐり捨てて、まずは飛び込み、迫り来る状況に順応、もしくは打開を試みるべきか。
自分の思考が及ばないような(もの)や、自分の思考をすり抜けようとする(もの)を、迎い入れるために、尽くすべき手段は単純ではない。
まずはできるだけの想像を傾けるべきだが、手がかりが多いとも限らない。
だから困難が重くのしかかる。だから耐えきれなくなって、いつかそのうち妥協を求めるようになる。
楽観的な享受はそこで働く防衛本能でしかないし、適度な距離感を保つことでは得体の深度が進むことはない。
だからもう一度言う。
迎え入れるために、尽くすべき手段は単純ではない。
友好を結ぶためというのではなく、ただ共にあることを認めるようになるために。
尽くして語り、尽くして見る。
眩暈がする道のりだからといって、そこに希望がないわけではない。
図師雅人
‐‐
John Yellow
2016- painter
2016
2月 個展「STORM」/あをば荘
5月 3331ArtFair2016-various collectors prizes-/3331ArtsChiyoda
6月 トーキョーワンダーウォール2016入選作品展/トーキョーワンダーサイト渋谷
http://j-yellow.tumblr.com/
ki4four@gmail.com
09099058377
図師 雅人
1985 宮崎県生まれ
2010 筑波大学人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻総合造形領域
2012 「SYMBOLS/rules」、玉川大学KAITEN企画、東京
2012 「SYNTAX」、Gallery K、東京
2013 「ガラスのアトラス」、墨田区4カ所同時開催(あをば荘、こすみ図書、logique、ヨネザワエリカのオフィス)、東京
2015 「常設収納品展|ワンダークローゼット2015」、あをば荘、東京
2015-6 「いしをできるだけ遠くへうつす方法(1)〜(4)」、float、東京
2016 3331ArtFair2016-various collectors prizes-/3331ArtsChiyoda
企画
2013 三原回|死ぬのはいつも他人ばかり/float・あをば荘同時開催(東京)
小野冬黄|絵の背/float(東京
2014 高橋大地|わたしと流動/float(東京)